せきゅはら。

正直若いとはいえないネットワークセキュリティ担当者がゆるゆると書いていく駄文です:)

マラソン見てました

びわ湖毎日マラソン見てました。
ペースメーカー反対派の漏れとしても、今日の人は上手かったと思われました。ただ一箇所、急激なアップダウンを含む10〜15km区間を除いては。
で、30km過ぎて福岡国際のように「牽制で突然スロー」にはならなかったのは救いだったかと。それでも日本人選手にはオーバーペースだったのか、勝ったリオス(西)が30km以降も平坦ペースを保ちゴールしたのと対照に、日本人最高位の小島忠でさえもおじぎをするようなペースダウンに見舞われてしまった。現実を見れば35km以降のスタミナ切れ、だが裏を返せば35kmまでに小島忠はリオスより多くスタミナを消耗してしまったということではないかなーと。つまり30kmまでのペースに対し2人(の身体)が違う捉え方をしていたと言うことだと思う。
解説等でも言われていることだが、マラソン大国のケニアエチオピア、ここ数年勢いのあるスペインに共通することとして、トラック(特に10000m)のタイムがトップクラスにある。スピードランナーがスタミナを伸ばす形になっているように思われます。
で、ペースメーカー反対派だと冒頭で述べたが、逃げ馬がレースを引っ張り体力温存した差し・追いが届く最近のJRA競争に近くなっちゃっている、と。設定タイムで走ってくれる、ペースメーカーと言う名の逃げ馬がいる。この逃げ馬は確実にリタイヤするし、設定以上の狂気な逃げはうたない。本当に42.195kmのレースになりうるのか。早田俊幸のように「30kmからが課題」と言われたランナーや、中山竹通のようにスタミナよりスピードが勝っていたランナーは、また将来を嘱望された金井豊(故人)はどのような気持ちでペースメーカーを見ているのだろうか、とレースを見るたび考えてしまう。