いなくなったリーダー

昨晩きいた「いかりや長介」死去のニュース、去年の入院騒ぎを覚えてはいてもどこか信じられないような、でもすんなり受け入れてしまったような。享年72歳と言われて初めて時が経ったことを実感しました。
なんやかんや言って、ドリフは子供のお笑いアイドルだったよね。大人のお笑いアイドルがやっさん（横山やすし）。漫才ブームでツービートやらB&Bやら出てきたり古株のやすきよやオール阪神巨人やいとしこいしが活躍していたりしてステージの上でのお笑いが隆盛を極めても、ドリフ、そしてそれを追うようにビートたけしが喜劇コントを生放送で貫き通したのがすごいと思えます。
テレビのこっち側で「おぃ〜っす！」と返してた頃は知らなかったミュージシャンの顔。志村以外の初期メンバーはみんな一流のバンドマンだった（いかりや長介もベーシストとして寺内タケシとの交流があった）事を考えると、音楽もお笑いもというのはすごい、映画でTVでお笑いを作り上げてきたスーパースターだと思い知るわけで。
ドリフを知らない世代に伝説を伝えていきたい、そして彼の地の人たち（特に向こう岸にいってしまった子供たち）と良質の音や腹の底から笑えるコントを楽しんで欲しいと願う、それができたらいいなぁ。