せきゅはら。

正直若いとはいえないネットワークセキュリティ担当者がゆるゆると書いていく駄文です:)

日本シリーズ第七戦

ついに第七戦までやってきました。鷹が先発の安定度で3勝すれば、虎は中継ぎ陣の粘りと逆転で3勝、お互いホームの追い風を受けてのがっぷり四つ。第七戦をホームで迎える鷹がちょっと有利だと思えた試合前。
1回の攻防で勢いの差が出たといえるかも知れない。和田は自らのミスもあり無死1・2塁のピンチを迎える。先制して主導権を握る大チャンスの虎打線だったが、金本が犠牲フライでランナーを進めるも桧山が外野フライを打ち上げることもなく逆に最悪のゲッツー。ムーアの方は、というより矢野のリードに迷いがあるようだ。俊足ランナー2人を置いて、松中がタイムリーを放つ。リアルタイムには見れなかったので後で映像を見たんだが、松中のすくい上げるようなスイングが往年の大下弘のフォロースルー写真に似ている。或いは魂が宿ったかとも思えた。ともあれこれで0-2である。
帰宅中はヒッシになって携帯でY!mobileのチェックを続けた。スコアが0-4になり0-5になった。ホームランの欄に井口の名前が表示され、次いで城島の名前も追加された。
帰り着いてTVをつけた直後、藤本があっさり凡退したあと関本のソロが出て1-5。今岡・赤星も続き、虎打線が一気に畳み掛けるかという雰囲気だった。だが、和田渾身の投球で金本をフライに仕留め、桧山にはチェンジアップで見逃しの三振。やっぱり和田はすごかった。
城島の2打席連続、しかも前打席の外角高めに対し今度は内角膝元、レフトスタンドの虎応援団も唖然とするようなダメ押し弾が出た。鷹党の願いはあとは和田に託されることになる。和田は6回7回8回とまったく危なげないピッチングを見せる。
漏れは鷹の胴上げ投手は岡本だと考えていた。8回に入ってもまだそう考えていたが虎応援団は全然勝負をあきらめる様子もなく高いテンションで声援を送っている・・・むしろベンチより熱いくらい。ここで和田から岡本にスイッチするのは虎打線にとっては願ったりではないか。実際に和田は続投、広沢に見事な弾丸ライナーでレフトに叩き込まれたが、とうとう完投してしまった。正直ビックリ正直ナットク。